〔042〕親不知 (605m)

兵庫県丹波市

2009年12月27日


兵庫100山に戻る

標高差:432m
Road Map :舞鶴若狭道を春日ICで下りて、R175を北上し大杉ダム湖に向かう。
Route Map:大杉ダム湖から東尾根を登り、西尾根に下る周回コースを取る。。
兵庫100山』  兵庫100山のスタンプラリーの一環でしかない。
天気予報を見ると午前中は福知山方面が良く、午後から和田山方面が良くなるとなっていたので、まずは親不知から登ることにする。
コースタイム:2時間05分
登り:1時間12分
下り:53分
年末は土日高速道路一律千円が無し
 高速道路を使う程の距離でもないので一般道を走ってきたが、早朝に家を出たので2時間半で着いた。 例え千円でも一人では高過ぎる。
親不知を終えて

  面白い山名に惹かれたが、取立てて面白い所はなかった。登り下り共に歩き易い道はハイキングにぴったりの感じがする。 大杉ダム周辺は桜の名勝らしく春にでも再度来たいものだ。
室尾山に移動する
  ”兵庫100山”最後の山として ”室尾山”に向う。 何かを達成すると
の目標を立てないと体が動かない性格なので、詰らない山とは判っているが
スタンプ用紙の無いスタンプラリーを終わらせる為に車を走らせる。
大杉ダムの入口に駐車場とトイレがあり、そこにも登山口が在るようだが、今回は簡便に登りたいので大杉ダム湖の一番奥にある、自然公園オートキャンプ場 からの登山口からスタートすることにした。
”大杉ダム自然公園オートキャンプ場”は冬季は閉鎖されているが、直ぐ隣り
に広い駐車場がある。キャンプ場が閉鎖されているのでトイレは使えない。
東屋の向こうが大杉ダム湖となる。 7時25分、駐車場を出発する。
駐車場から林道を少し進むと登山口があった。
ネットで ”マツタケ山”と知っていたので今日まで来るのを遅らせていた。 登山口にはしっかりした表示があり助かる。
曇り空であり樹木が生茂っているので薄暗く雰囲気は悪い
感じであるが、緩やかに登る登山道は広くて歩き易い。
カラッとした晴天の下で歩きたい道が続く。
17分にてダム湖入口から伸びる登山道と出合う。
この先がネットで不評なビニールテープ張りまくりの道とな
るが、少しの区間であり、まったく気にはならなかった。
分岐出合の距離表示。
この表示が0.5km置きにあった。
展望の利かない薮道を進んでいると45分にて前方に
”展望岩”が見えてきた。 後にも先にも岩峰があった
のはここだけだった。
薄暗い中ではあるが、雰囲気の良い尾根道歩きが続く。
結構なヤセ尾根もあるが御多分に漏れず樹木が茂り
スリル感はまったく無しとなる。
”展望岩”からの景色。 今朝の新聞で知ったのだが、今日は季節外れの黄砂が来ているらしく、遠景は肉眼でやっと見える程のミルクトーンとなっていた。
眼下には ”大杉ダム湖”とマイカーが見える絶景ではある
のだが、曇り空と黄砂でまったく絵には成らなかった。
展望岩から少し歩くと”親不知山頂まで約1km”の表示があった。登山口から展望岩までは約1.5kmの距離となる。
この後、1時間04分にて ”室集落”への分岐を通る。
1時間12分にて ”親不知”(605m)に着く。
山頂には誰も居らず一人寂しく記念撮影をする。
先週、大峰山、中山にも暖かいコーヒーを持っていったのだが、慌し
く登り下りを繰り返したので飲む暇がなかった。 今回は独りぼっち
の山頂で殆んど見えない景色を眺めながらコーヒーを嗜む。 が、インスタントコーヒーは温かいだけで美味しいものではなかった。
山頂は広場になっており休息ベンチがあるが、南面の展望
しかない。 気温5℃で曇り空であるが風が無く寒くはない。
山頂からの景観。 肉眼ではやっとこさ対面の山々が見えているのだが、酷い黄砂で写真では何も見えない。
黄砂は春先の風物詩なのに年末に来るとは異例では無いだろうか。 12分休憩して下山に入る。
下山を始めて43分、左手のヒノキ林の向こうにダム湖がチラチラ
見えてきたので、ダム湖下側まで下りてしまわずに途中から斜面を
突っ切り湖岸道路に下りることにした。 倒木が多かったが、下草が
無く、問題なく下ることが出来た。
西尾根への分岐には何も表示が無く、細い丸木で通せんぼがしてあったが、この尾根しかないと思い入ってみる。
程良い斜面の歩き易い道が続き、間違っていないことを確信する。途中に少しだけ露出した岩道があったが、その他には見所無く淡々と下山する。
かなり車に近い湖岸道路に出ることが出来た。舗装路を4分
歩き車に戻る。下山53分、コースタイム2時間05分にて
”親不知”を終える。
車で移動途中に大杉ダム堰堤から見た ”親不知”山頂。
ここからだと下山時に通った尾根で殆んどが隠れてしまい、山頂が少し見えているだけ。
登り時の東尾根も穏やかなのが良く判る。
おやしらず